ダイエット全般

ダイエットに関する筆者の個人的意見

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最後に、ダイエットに関する筆者の個人的意見を自由に述べます

1・肥満に関連する<悪循環>が存在する。

i) 肥満になると全身が軽い炎症状態に突入する。
肥満組織の炎症は食欲抑制ホルモンの産生低下、中枢・食欲調節領域の炎症は食欲抑制の低下を招く。しかるに食欲抑制がかからなくなり、さらに肥満が進展する。これは<悪循環>である。

ii) 肥満になるとインスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)。これにより肝臓の脂肪産生抑制がきかなくなり脂肪産生が増加する。これは<悪循環>である。

iii) 体内にはカンナビノイドという食欲促進ホルモンが存在する。これは脂質より作られ、肥満になると増加する。肥満になると油っぽい食べ物に対する要求が増加し、摂取した油はカンナビノイドを増加させ、カンナビノイドはさらに油の摂取を促す。これは<悪循環>である。カンナビノイド受容体は麻薬の受容体である。よってカンナビノイドとは自らもっている麻薬であり、肥満は麻薬依存性に類似する状態に突入することである。

2・ダイエットを2種にわける

<悪循環>に陥ってしまった高度肥満に対するダイエット(悪循環対応ダイエット)と肥満から逃れたいというダイエット(生活習慣ダイエット)にはっきりと2分する必要がある。
悪循環対応ダイエットは目的を減量に絞って、医師や管理栄養士の指導に従って、きっちりしたカロリー制限を行う。毎食のカロリー計算は当然である。運動はプロの指導に従う。無理な運動で体を壊しては、ダイエットは完全に停止してしまう。麻薬依存症の患者と同類と認識し、戦わねばならない。悪循環から脱したら、生活習慣ダイエットに移らねばならない。
一方、生活習慣ダイエットは良い生活習慣(Life Style)、生活全体をつくることを目標とする。
以下、生活習慣ダイエットについて述べる。

3・ダイエットは楽しくやる。

楽しい目標を立てる。<毎日美味しいお酒を飲むためにダイエット><1日、1個のチョコレートケーキを食べるためにダイエット>などなど。

4・ダイエットは運動である

食事は極端に減らさないで、運動量を増す。運動は、走りや筋トレはつらいから、ただただ歩く。1万歩/日を目標とする。歩き方は気にしない。ウエアーだの靴だの歩き方だのかまえないで、今日からとにかく歩く。
ただ歩いても飽きるから、例えばカメラをもって写真を撮る。ショッピングする。美術館巡りするとかーーーーーー。必ず万歩計でチェックする、勘で歩かない。7000歩くらいで一時歩くのがいやになるが、ここでやめたら減量できない。ほぼ毎日が必要。時間の無い方は、とにかく工夫して1時間の歩く時間を生み出す。歩くのはお金がかからないのだから、今日からできる。
歩数はヒトによる。とにかくこれまでより歩数を増やす。毎日忙しく働いているから十分歩いていると思い込まない。自分では歩いてると思っても平均すると7000歩/日を越していない。このあたりで疲れるから自然に歩かなくなっているのである。
歩くのはカロリーを消費する為でなく、足の筋肉をつけて、基礎代謝を増加させる為である。
筋肉が付くのはいやだという女性はまず歩いて、体重をへらして、以前より気に入った体になったかならないかやってみてから考える。使わなければ筋肉は数週間の内にあっというまになくなるから全く心配することはない。
無理して歩くと膝をこわす。運動できないほど肥満の方は、まずはカロリー制限を行い、運動できる程度に減量してから運動に入る。そうしないと、完全に行き詰まる。
土日、一日普通に運動、たとえばテニスをしても減量できない。それプラス毎日20~30分程度の運動、たとえば卓球のような汗をかく運動をつづければ、確実に減量できる。

5・ダイエットはヒトの流れについてゆかないこと

階段はエスカレーターを使わない。この駅のこの階段は荷物が重たくない限り必ず歩くと決める、そうしないと気持ち悪くなるほどの習慣にする。人波に従って、無意識にエスカレーターを使わない。

6・ダイエットに車こそ敵

どうしても必要でないかぎり、車は使わない。どこかへ出かけるときに習慣的に、無意識に車を使おうと思わない。早く車を使わないメリットに気が付くべきだ。酒飲みがみんなを連れてイベントの場に行って、ひとり酒を飲まずに座っているなぞ、無意識にバカなことをやっていないか。

7・ダイエットはリズムだ

生活のリズムを決めて、リズムを崩さないようにする。リズムの出発点、朝が大事。朝食をしっかりとって、一日のスイッチを入れる。土日もリズムを崩さない。

8・とにかく寝る

うまく寝る方法を考え出す。一定のリズムを作る。土日も同じリズムを維持する。土日は疲れ切って動けないとしたら、どこかが間違っている。人や環境のせいにしないで、頭を使って、その状態から抜け出せ。疲れたら考えられない、考えないから疲れることになる。
強い目標の為にこそ一定のリズムを崩さないようにする。リズムのヒト、イチローの偉業を思い出せ。一心に日内リズムを信じること。つまり良い習慣を作ることなのだ。
睡眠時無呼吸症には十分注意。これがあると、すべてのダイエットの試みが意味ないことになるかもしれない。その兆候を感じる方は、いまは専門医がいっぱいいるから、訪ねること。

9・楽しく食べる

炭水化物を減らす。パンやごはんをこれまでの半分に。蛋白質は自分の適量を見つけて一定に維持する。野菜は熱をかけてコンパクトにして多量に食べる。この熱処理で失うビタミンは別に摂る。当方は朝に一日分に近い多種類の野菜を炒め物と味噌汁/スープにして食べる。この中にトマトを必ず入れる。熱をかければ安いトマトで十分。
日内リズムを信じても、それは良い習慣の維持という意味であり、時間栄養学に従って、その時間に何を食べるといいということは考えない。食べるのは自由だから楽しいのだ。毎晩納豆を食べるなどということは考えないこと(それが楽しいと思う方はべつですが)。いろいろ美味しいものをしっていれば、ヒトは体が欲すれば、それを自然と欲しくなるものだ。魚もおいしい魚を探すこと。当方は蛋白質の9割を魚から得ている。魚と野菜の食事にスイッチが入れば、これが一番になって、安い牛肉なぞ獣くさくて食べられなくなる。しかしヒトによるので、肉が好きな人はどうぞ肉を食べてください。しかし、日本ではどう考えても魚の方が美味しいと思うのですが。自分を信じて美味しいものをおいかければ、ジャンクフードに埋没することから抜け出せるはず。制限されたカロリーの中で、どれだけ美味しいものが食べられるか貪欲に努力すべし。
但し甘いものだけは別。これは脳の構造が糖をいつも欲しがる脳のエゴに支配されているから。欲しがるままに甘いものを食べてはだめ。その次に脳が欲しがるのが油、 肥満が油を欲し、油が肥満を生む悪循環には麻薬と同じ仕組みが体の中で働いているからである。甘いものと油っぽいものが好きな方は、自分は麻薬の誘惑に弱い精神の持ち主だと思って必死に抜け出そうとしないと負ける。

10・お酒は毎日飲む

次の日に持ちこす飲み方は絶対にしない。飲めない人はラッキーだ。高価な美味しいお酒をちょっと飲めばいい。純米大吟醸酒をちょろっとなめる。お酒の精神開放力が重要。人生を楽しくしなくては。

11・サプリメントで減量しようと思ってはならない

サプリメントは全体のリズムを維持するに不足する部分を賢く補うものと考える。たとえば、温野菜を中心とした場合は熱で破壊されるビタミンをサプリメントとして補給する。肉や魚を多く食べたくないヒトはBCAAで筋肉維持をはかるとか。決してサプリメントで減量しようと思ってはならない。

12・ダイエットとは一生懸命考えることだ

よって、ダイエットとは一定のカロリーのかなでいかに美味しいものを食べるか一生懸命考え、いかにおいしくお酒をのむか一生懸命考え、いかに楽しく歩くかを一生懸命考え、いかに楽しく寝るかを一生懸命考え、それをやらないと気持ち悪いと思える一定の習慣にしてしまう。そしてそのリズムを維持する。

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